と言われるとバラ撒きにはやっぱり賛成出来ないのですよね。

三橋貴明さんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/archive/2009/11/15

 
三橋さんは財政出動すべき、ということを再三言っておられるのですが、やっぱり僕は↓の考え方を支持します。

http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51615936.html
 
『今、モノが売れないのは、需要に対して供給がありすぎるからではありません。
ただ単に僕たちが欲しいモノやサービスを日本企業が供給できていないだけなのです』

うん、これです。

この20年ずっと日本経済が低迷してると言われているのは不況のせいだとはとても思えません。日本の低迷の原因は、技術力の世界的な均衡化だと思います。日本人労働者のコストパフォーマンスが相対的に見てどんどん下がっているということです。この状態を経済活動という視点で、経済学的な手法で改善可能と捉えると道を間違えてしまうのではないでしょうか。

つまり金を使えば良くなるというものではないので、であるならばここは財政の健全化を目指すべきかと思います。80年代までの景気に戻すのは諦めて、現状を受け入れて、低空飛行を続けていくべきだと思います。ここで金を使いすぎると、そのツケは未来に回ります。本当に金が要る時に財政がガタガタになっていたら困るのです。

まずは教育が大切だと思います。小学生とかから英才教育が出来る環境を作り、天才を育てるべきなのではないかと。

それと、起業や経営について教えるべきです。それは経済についての知識を深めるためではありません。そんなものどうでもいい。その教育をやることで起業する人が100人でも1000人でも増えるならば、それは確実にプラスになります。とにかく起業家を育てなければならないのです。
 


だから、財政出動ではこの状況は打破できないと思いますがどうなんでしょう。これは経済活動の一端ではなく、世界の中で日本が置かれた危機的な立場だと考えるべきではないでしょうか。また、もう借金がここまで増えた状態で財政出動すると、無理してるんじゃないか大丈夫なのかと、不安という声が出てきてしまい、逆効果になってしまうのでは。

 
とはいっても、三橋さんの言ってることは非常に論理的なので、それはそれでとても正しい考え方だと思います。別に考え方はどうでもよくって、論理性があるかないかが大切です。


話が飛びますが、2大政党制は本来こういう2つの正しい意見をぶつけて発展していくものなのではないでしょうか。

民主党が論理的な意見を国会討論で発言してくれれば僕はそれでいいんですよ。外国人参政権にしても人権擁護にしても、です。ただ、今の民主党は話さないのか話すことが出来ないのか知りませんが、全然討論にならないわけです。それは下のエントリーの小泉Jrの討論見てもわかるでしょう。で、全然面白くないので困ってしまうのです。


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