ぬるぬる

2007年5月12日
僕はぬるぬるを愛している。
ぬるぬるがなかったらこの人生にどれほどの意味があるだろう。
僕がぬるぬるを好きなのは、なにも、ぬるぬるしているからだけじゃない。
例えばぬるぬるがもしもぬるぬるしていなかったとしても、
僕はぬるぬるを愛さないわけにはいかない。
ぬるぬるの内にひめた揺るぎのない強さや、暖かさや冷たさを僕は知っている。

ぬるぬるはいつも留まることがない。
今日そばにいるぬるぬるが明日もそばにいるかどうかは分からない。
それがぬるぬるというものだし、留まっていてはぬるぬるはぬるぬるではいられないんだ。
だから、こんなにぬるぬるを愛しているけど、僕はぬるぬると一緒にはいられないんだ。
僕はここに留まらなければならない。
僕が僕でいるためには、僕はここにいなければならない。
さようなら。みんな。

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