金融モラトリアム法案

http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090925/fnc0909251236015-n1.htm

あぁなんか新政権発足していきなりえらいことになりそうな予感。モラトリアム法案は銀行からの借りたお金を3年間返さなくていいよという法案です。

この法案の何がやばいって誰かが得する感じがしないところです。お金を3年間返さなくていいとなるとなんとなく負債者は助かるように思えます。でも実際この法案が施行された場合に何が起こるかというと、銀行としても利益を確保しなければならないので貸し渋りや利率上げが起こります。その結果どうなるかというと、この法案で救うはずだった中小企業が銀行からの融資を得るのが難しくなり、経営難に陥ります。そうするとコストカットしていくしかなくなるので、給料低下、リストラ、最悪倒産なんてことになっていきます。

90年代の大不況が長引いたのは銀行の経営難に全ての原因があると思います。今回の世界恐慌ではその経験を生かし銀行破綻はこれまで起こっていません。

まぁそういうことでね、これは政府自ら銀行の経営を悪化させてやろうって話なので、えーーーー！？っていう感じで、本当やばいんじゃないかなと思います。

まぁ亀井が金融やることになった時点でやばいことになりそうな予感はありましたが、まさかいきなりこうなるとは。民主党は頼むから早く亀井を切ってください。。。亀井の責任は政権の責任になるので、早くしないと道連れになっちゃいますよ。