架空請求詐欺事件簿

最近は物騒な世の中というか、上手い金儲けに味をしめてしまった方々が子供の名前を語って金をせびったり、使ってもいないサイトの使用料払えだとか色々な事を考え出して詐欺まがいなことをしているようです。今だにそんな方々が暗躍している現実があるということは、それに引っかかってしまう人もかなりたくさんいるということですね。

その点、僕の親はそういった類の詐欺への耐性はかなりしっかりなさってるみたいです。聞いた話によると僕の実家にも架空請求やらオレオレ詐欺電話やらがひっきりなしにやってきて祭り状態のようなのですが、そのことごとくをちゃんと対処できているみたいです。

先月のことなのですが、S.O.A.Pのライブビデオが発売することになり、本来は1月中旬発売のところを予約すれば年末に手元に届くという特典がありました。そこで通販で予約をしたのですが、年末は実家に帰ってるかもしれないからということで実家にDVDが届くように手配しました。

それが12月初めのころで、実際はバイト三昧で年末は実家に帰れず、しかも1ヶ月たったらDVDのことなんかころっと忘れてました。

結局僕が実家に帰ったのが新年1月になってからで、実家でちょっと遅い正月パーティーを開催していたんですが、そこで最近ぶっそうな詐欺が多いわという話題になりまして。

どうも号泣した僕から「交通事故おこしちゃったんですけど〜！」みたいな電話がかかってきたらしいんですけど、そんなもの軽くあしらってやったぜ的な武勇伝を父が披露しました。

すると母も負けじとこんな武勇伝を語りはじめました

「そんなこと言ったらつい最近だってあったのよ。電話にでたら（fujiさんへ商品代引きでお荷物が届いてます。5千円になりますが今ご在宅でしょうか？）なんて言うわけ。だから、そんな人知りませんしそんな荷物も知りません！受け取りませんよ！って言ってやったよ。ほんと、最近は物騒ね〜」

僕のなかで失われた記憶が再構築さるのに時間はかかりませんでした。
おいおいオカンよ、なに世迷言吐いてるんだい。
それはもしかして僕のDVDじゃないでつか？

架空請求詐欺なぞ、あんなものに引っかかるなんてバカ以外あり得ないなどと思っていましたが、どうやら僕も被害者の仲間入りを果たしたようです。